11日目

七時半起床。長谷川は朝が弱い。朝食は思ったより多めに食べた。柳沢先生の子供達が全部食べれなかったのでその処理。
とてもよく晴れた朝だった。前日の吹雪が嘘のように、白い地面で反射する光が目に眩しい。午前中ボードをして、その後風呂に入りに行って、焼肉を食べた。そのあと旅館のおばあさんがもちを焼いてくれ、二つ食べた。しっかり栄養を付け、動いた二日間だった。あとはこれを脳で消費しまくるのみ。帰りのバスは爆睡だった。

帰ってから長谷川と二人で「チェ　29歳の革命」を観にいった。
ドキュメンタリータッチ。今まで観たことのないデルトロがいた。
彼演ずるゲバラは思ったよりも厳しさを持った人だった。それはそうだ。
厳しいゲリラ戦はまさに死闘。生半可な精神力では務まらない。
でもかれは常に人間の尊厳を大事にしていたと思う。
日本の映画会社はなぜこの作品を日本にぶった切ったのだろう。
四時間も映画に付き合うような人間は日本にはあまりいないのだろうか。たしかにそうかもしれない。でもできることなら一気に観たかったというのが正直な感想。

十日目

朝七時半起床。さおりさんから起こされる。朝食食べて栂池スキー場へ。歩いて三十秒。めちゃめちゃ近い。前日雪がなかったのに、朝起きたら一面雪化粧だった。夕方まで滑った。ワックスを塗っていなくて板が滑らないのやらゴーグルが曇るやらでかなり体力を削られた。でもウインタースポーツを楽しめてよかった。
そのあと卓球大会。見事全敗。卓球は勝ったためしがない。
夕飯が豪華だった。サービスでビールと日本酒を出してくれた。
おいしい料理と日本酒というのは幸せの方程式だと思う。
ビールでその式を表すにはやはり前段階での運動（労働）だろう。
そのあとはみんな力尽きて酒が進まず。一時ごろ就寝。

九日目

八時起床。学校。終わって勉強して長野へスキー。メンバーは長谷川、さおりさん、ふじばさん、てれやまさん、三上先生、あおきさん、たけいし先生。思ったより少なかったが行きのバスから飲んで楽しかった。

8日目

朝から学校。終わってCBTの勉強。バイト。
酔っ払いが来た。ああいう人にどう対応するかということが人にとってもホテルにとっても一つの評価になると思う。
迷惑な客だといって追っ払うのは簡単だが、時間の許す限り真摯に対応したい。僕は酔っ払いという人種が好きなのだ。

バイトが終わって南さんに駐車場まで送ってもらった。最近お世話になっている。
そのまま学校へ。2時までマリスクでCBTの勉強。
帰ってきてから篤姫をみた。はじけるような笑顔に救われる。明日も頑張れる、と思える。ドラマの中の男達も次々に惹かれていくようだ。殿様に次々と質問していく様子はとてもかわいらしく気骨がある。
頑張ろう。このペースを守れば試験もいけそうな気がしてきた。

7日目

朝から学校。終わって勉強。バイト。帰りに篤姫二巻を借り、rin4巻を買った。マックによって食べながら漫画を読んだ。また好きな漫画が終わってしまったが、あの最終巻は悪くなかった。新井英樹は良くも悪くも読者に与えるインパクトがでかい。
「哀れってのは孤高ってことだ」
たしかにRINや中尾を表している言葉だと思う。
天才たちはほとんど誰ともその感覚を共有することが出来ないのだ。
人間はコミュニケーションする動物だから、それができないことは結構実生活では辛いことだろう。

漫画を読んだ後で勉強する気がなくなってしまった。結局家に帰ってだらだらして2時就寝。明日からまた勉強勉強。

6日目

朝から学校。早く終わったのでマリスクで勉強。バイト。
終わってから学校、マリスクで再び勉強。二時半帰宅。

寝る前に篤姫を観た。いままでの宮崎葵の役で一番かわいいと思う。透き通るような肌。抑えられない好奇心。はじけるような明るい笑顔。
当分これをエネルギー源に頑張っていけそうだ。
謹慎中の大久保利通の台詞もよかった。
「謹慎中の自分を何度も訪ねてくださったのはここにいる西郷どん、それに姫様と小松様だけでした。この大久保、お三方の危機のときにはこの命投げ出してでも助けとうございます。この気持ちだけお伝えしたかったのです」

あのような男、女の子は現代でもいるのだろうか？そういう人たちがいるならばぜひ知り合いたい。

以前小説を読んだときは小松帯刀という人物は才ばかりが目立つ人物に思われたが、篤姫を観ているとだいぶ印象が変わる。薩摩の中心人物となってあのような働きをしたのも、篤姫への想いを秘めてこそ、と思えばなんともいとおしい人物に思えてくる。人が必死になって頑張れる理由なんてきっとそんなものだ。「ダブルアーツ」の二人の主人公を思い出した。
最近はよくいい漫画が早期打ち切りになってしまう。今やっている漫画がそうならないことを切に祈る。

5日目

学校が始まった。少し遅刻したが一時間目から行った。
皮膚科の田邊先生が元気よく講義していた。エネルギーも使うだろうに。
終わった後のプリント作成の速さといい、生徒のことを考えてくれるいい先生だと思う。
学校が終わってからバイトへ。
比較的暇だった。南さんと楽しい会話が出来た。
終わってツタヤへ。篤姫を借りた。
そして8年ぶりくらいにジャンプを買った。その値段なんと249円！
初めて買ったときにはまだ200円だったのに…
月日の流れを感じた。

マックへ行って夕飯を食べ、勉強。二時までやったが結構集中してできた。今月はこのペースでやっていこうと思う。
テストまであと一ヶ月！頑張ろう。
家に帰ってから篤姫を観た。宮崎葵はすごい。

四日目

昼前起床。風呂にはいって学校へ勉強しに行こうと思ったが、テレビが面白かったので家に留まった。
正月気分満載！
でも勉強はやばいなぁ。
夜まで昼寝してm-1と滑らない話のDVDを観た。
おもしろかった。途中でテレビでやっていた「タッチ・オブ・スパイス」もみた。
美食家のなかに天文学者がやどる。
月曜からはようやく学校が始まる。ここからだ！

三日

昼頃におきた。昨日観そびれたダークナイトの続きをみる。他の人たちが言っているほど面白いとは思わなかった。
高校サッカーをやっていたので観戦。
田邊という選手は良い選手だ。そしてそのチームも。
サッカーやりたいと試合を観ていて思った。
バイト。お客さんの温かさもあって滞りなく終了。
林さんとの会話が楽しかった。
家に帰ってフランス革命の本を読んだり、テレビで正月番組を観たりした。
まだ能動的活動サイクルが回っていない。そろそろ、そろそろといっておきながら後回しにしてしまう。試験を落として留年するわけにはいかないのでそこはしっかり頑張らないと。
変な夢を見た。内容は覚えていないけれど。そいうえば初夢という言葉があったなぁ、とそのときに思い出した。
50メートル道路のファミマはパンの種類が少なくていまいち。

二日

五時四十分の電車に乗って金沢へ。ちょっと酒田が名残惜しかったがそろそろおさらばのときだ。次帰れるのは春かな。昼過ぎについたと思ったらアパホテルから電話があって、3時から出て欲しいとの事。その分早く上げてくれるというのでまあいいやと思い早めの出勤。
団体が多かったが、予約は少なかった。3日くらいまでは旅行会社も休みなのだろうか。

終わってすきやでカレーを食べて、映画「ワールド・オブ・ライズ」を観にいった。二回目。途中電話がなってバイトからだと思って最後のほうは集中できなかったが、二回目も楽しめた。やっぱりディカプリオがいい。
電話はいとこからだった。ほっとしてかけ直す。みんなで飲んでいる模様。
三月に酒田で会う約束をした。

家に帰って借りてきたDVD「ダークナイト」を観ていたが眠くなって途中で寝てしまった。
そろそろまじめに勉強しないと。