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2008年6月12日から書いています。毎日朝書くことを習慣にしています。たまに乱れることはあるけれど。
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バイトの帰り途中、若干へとへとになりながら自転車をこいでいた。前を通り過ぎていく二台の車。先頭はパトカーだった。誰か捕まったのかな、と思いながら帰路を急いでいると、パトカーだけ百メートル程先に止まる。中から1人出てきて、そいつが手を振っている。どうやらそれは僕に向けて振られているようだった。
止まってください、という声に導かれて自転車を降りてイエローカードをもらった。僕のチャリはライトがついていない。スタンドさえついていない。
この年になって自転車で注意されるとは思わなかった。でも当分ライトは付ける気はないかな。

自転車で危なかった思いでは二つある。一つは高校三年の期末テストの終わった日、バスケをしてへとへとになって校門を出ようとしたら走ってきた郵便のバイクとクラッシュ。顔見知りの先生二人と「さようなら」の言葉を交わして三秒後の出来事だった。ぶつかる瞬間頭に浮かんだのは「ミスった」の一言。他に何も浮かばなかった。あれは僕より郵便局のおっさんのほうが派手にこけて痛そうだった。大人ばかり責任が追及されて、自分がまだまだ子供だということを思い知らされた出来事でもあった。
二つ目はまたもや警察。これも三年のときで友達の家で遅くまで酒を飲んでいて三時くらいに自転車で家に帰った。交番の前を通ったのだが中の電気は消えていて人の気配はない。ラッキー、と思って通り過ぎようと思ったのも束の間、道路の反対側にパトカーが潜んでいてネズミ捕りをやっていた。僕は制服を着たままで絶体絶命だった。「こんな時間に何してるの?」というお決まりの台詞。コンビニで買い物をしていました、というベタな言い訳を警察の反対側を向きながら話す。息の臭いを嗅がれないように必死だったのだ。
警察はなんとそれを信じてそのまま帰してくれた。高校生のときはそれを幸運と思っていたが、進学校の制服を着ていたこともあり、警察も大事にしないで済むように配慮してくれたのかもしれない。というかむしろそう考えたほうが自然だ。それが真実なら高校生というのは無邪気な生き物だ。

警察の注意を受けた後、昔の自転車についての思い出をつらつらと思い出しながらペダルをこいだ。
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1984/04/10
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